逸失利益

人身事故の損害賠償では、慰謝料と並んで高額になるのが「逸失利益」(いっしつりえき)です。

これは、「将来稼げたはずのお金が、事故によって稼げなくなった」という損害であり、後遺障害や死亡の場合に発生する損害です。

この「逸失利益」の算定では、①事故がない場合の被害者の年収をいくらとみるか(基礎収入)、②事故によって何パーセントそれが失われたか(死亡の場合は100%)、③その減収がいつまで続くと考えるのか(就労可能年数など)等が問題となります。

これらをどう考えるかが問題で、たとえば、①の基礎収入をどう考えるか(たとえば、若年サラリーマンの場合に、前年給与とするか、それとも、年齢学歴別「全年齢平均」給与とするか)で、賠償額に大きな差が生じてくることがあります。